Fine kettle of fish. 困った状況と、ワハハだ。

英語面白物語-2128:02-27-’19

(Amusing English Story)

Fine kettle of fish.

困った状況

「上手い魚の鍋」とは面白い言い方であるが、どうして意味が「困った状況」になったのだろうか。まず、この、kettleを疑ってみる必要があるようだ。確かにこの疑いの目は正しく、「鍋」と言う意味の、kettleではなく、kiddle net、すなわち「やな」から来ている。この2語が一つになってなまったものである。「やな」imageとは川などに設置して魚を捕獲する装置 である。日本では、竹の棒を並べてつないだものの上を、水を落としてアユなどが流れに沿って落ちてくるのを自動的に掬ってしまうような形態になっている物が多いようだが、アメリカや西欧のものは網を三角状に組んだものを流れの中に入れておいて捕えると言うものである。だから、kettle of fishと言うと、鍋の中の魚ではなく、その「やな」の中に入った魚のことである。これで、「アメリカでは何故そう言う」が、分かった。

fineと言う言葉が付いたのは、しばしば、昔は泥棒(porcher=密漁者と呼ばれた)が網を壊してしてその魚を盗むと言うことが起こった。調査に来た役人が、その様を見て、 Thats a pretty(=fine) kiddle of fish!(そりゃ、ひどい魚の網だな!)と叫んだとか叫ばなかったとか。多分叫んだほうが多かったのであろうと思った方がよい。これは、a pretty sorry state of affairs!と同じ意味に取られた。「かなり気の毒な事件状況だな!」である。この表現が、やがて日常会話では発音がなまって、現在の、kettle of fishになってしまったと言う。「魚の鍋」の方が、私は旨そうで好きなんですがね~。特に、冬のちり鍋はたまらん・・何をゆうとんねん!・・真面目にやらんか!

ところで、アメリカ人は、東海岸の人々はヨーロッパからの食習慣をまだ継承している部分があるので「魚介類のシチュー」を料理するが、真ん中の地域になると、魚を使ったスープは少なくなる。特に、海が北海道から九州の突端までの距離も離れるので、海の魚は、中西部では殆ど口に入らなかった。私・・いや、ボクの親友のラルフなどは、ボクとフロリダに無銭旅行するまで、海を見たこともなく、フロリダのタンパの海岸に着いて、彼が最初に叫んだのは、

Wow! Is this the sea??!! Its so big!! .And, it stinks!!

「ええ!これが海かいな??!!とてつもなく大きいな!!・・・・そして、臭い!!」

とであった。日本では、海の臭いを、「磯の香」などと言って、良い臭いの一種にimageなっているが、シカゴ(photo)で生まれて、シカゴのコンクリート・ジャングルで育った彼には、どだい「磯」などは見たこともなかったのである・・と言っても、海のように巨大なミシガン湖はあったのだが・・磯の臭いはしなかったのである。真水と海水の違いがそうさせている。

魚は、その湖で取れるキング・サーモンと言う、巨大なサケはあったし、スーパでも買えたはずだが、彼の母親さんは、ドイツ移民で、毎日出たのは、獣肉とジャガイモばかりで、魚は殆ど食べた経験が無かった。・・それと、ボクが私に名前を変えてから、シカゴの超有名なレストランでは、ミシガン湖で取れる、cat-fish、すなわち、「ナマズ」料理を食べたことがあったが、エイターが黒い制服を着て、恭しくもってきてくれた、ナマズのソテー料理は、神戸牛よりも美味かった!しかも、少し腹が立ったが、値段は高級なビフテキよりも高かった!シカゴに行かれる方は、是非、ミシガン湖のナマズ料理を試してください。驚き、モモノキ~ですよ。・・ステーキは、あの、ローリーで・・。

また、ボストンですが、そこでは、アイルランド系の人たちが作るものや、ニューヨークではイタリア系の人たちが作る魚介のシチューは非常に美味しい。死んでも、マクドなどへ行って、旅行したような気分の人種になるなかれ。

発音:kettle[ケトル]

例文:A: Sir, we have a little situation.

   「先生、ちょっと困った状況が起こりました」

B: Oh, yes? How bad is the kettle of fish?

「ああ、そう。その状況とはどのくらいいけないのだ?」

A: Pretty fine, sir.

「かなりな程度です」

注:先生とは「国会議員」ですかね。先に生まれなくとも「先生」と呼ばれるこの不思議な現象は実は日本だけ。今日の流行っている日本語を聞いていると、私は目まいを感じる。意味が不明なものもたくさんある。テレビで得意げにしゃべるタレントか何か知らないが、類人猿(anthropoid ape)に見えてしょうがない。

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Hahaha! waraigoe

Here is a funny one, folks.

Theres a fine line between fishing and stading on the riverside looking like an idiot.

(Anon.=詠み人不明)

 魚とは捕らえるもので、見るものではないのだ、この阿保!と言うことらしいが、これを言った人は、恐らく日本の漁師さんか、イタリアの漁師さんぐらいであろう。世界を廻ると直ぐピンとくる。東南アジアの漁師さんもあるかも・・。

Author of this blog: M. James. Maeda of 「浦嶋ビジネス英会話インターネット道場」http//urashimamaeda.wordpress.com

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