Red-light district. 赤線地帯 and our project

英語面白物語-1672:09-09-’16

(Amusing English Story)

Red-light district.

赤線地帯

日本語は古くからあるが、この言葉は英語のそのままの直訳である。と言うことは、輸入言葉だと言えるが、日本にもこのような売春街は、京都にも、奈良にも、勿論、百万都市の江戸にもあった。他の大きな町にも例外なく存在した。

日本語では「花街」と呼ばれた。これは、英語の呼び方よりロマン(?)がある。“Flower Street”と直ぐにKTDUできるが、この訳は、少々昔風のオトコやオンナにはそぐわないだろう。女性には失礼になる場合もあろう。私なら、“Flowering Street”と訳してあげる。「花の咲いている街」である。前の方の訳では、「花の植わった街」で情感(?) が足りない。この英語訳を使ってアメリカ人の友人たちに反応を試したことがないが、多分、日本語の方が響きは良いと言うに違いない。相手が嫌になるほど聞きたがるこの日本人にも聞けないことも分野もある。 

“How many things do you have, lady?

などは、国際条約にはないだろうが、人間的には聞いてはならぬし、相手も何を聞かれているのかも想像もつかないであろう。読者のアンタは分かりますでしょうか?

分かる人は、天才か、アホか、精神異常者であろう。でも、世の中は広いもので、この全てを持ち合わせている人間が存在するようだ。Mr. Tさんだ。支持率は、実に、38%(as of Sept. 2017)もあると言う。これは統計的異常値である。このような現象が起こる確率は5%が一般的である。

このような社会異常の現象(social abnormal phenomena)を起こす要因は、たくさんはないが、複合的(multiple-layered)になっているのが多く、社会学で言うところの、“factor analysis”と言う理論で、・・いわば数学の「因数分解」と言うやつ・・大きな現象にはそれの原因になっている因子が、これも統計的には、多くて3,4要因しかない。これがどのようにかかわっているのかその大きさを、今、流行の「クラウド」(cloud=雲、多数)と呼ばれる、「大数の理論」(the Theory of Large Number)で提灯型の計りにかけるように重さを計る。すると、どれが一番その現象を造っているのかが、重さ順に分かる。AIもこの理論で組み立てられるようだ。

Mr.Tの場合は、学問的には非常に珍しい現象で、要因は、私の個人的な「経験的勘」(the rule of thumb intuition)では、

 1 経済社会の構造が情報知識の分野に移行してきて、肉体を使う労働分野から乖離してきて20数年ほどにもなったことで、その変化に順応できない人口の部分が、藁を掴む気持ちになっていたこと。

 2 いわゆる、伝統的な体制に入れなくて、不公平感とイラダチが長きにわたっていたこと。その伝統の価値観組に嫉妬と妬みが深層倫理に沈み込んでいたこと。

 3 昔懐かしい、腕力で生きて行くカウボーイ型のモデルを見て、ヤンキー精神を掻き立てられたこと。口の利き方も横暴で格式がないことも感情の移入をそそられること。

 4 “American Dream”の伝統の成功の可能性が社会の複雑さの増大で、もう、「一生懸命働いて人よりも機転が利く」と言う性格とそれを実行する努力だけでは、それはまさに「夢物語」(tales of dream)にまでなってしまったこと。夢や希望を与えられない感じがする社会では、Tのような狂暴な性格(violent character)の人物はその代替物の対象にしばしばなるものであること。

 この4つで、支持率の維持の原因の80%近くになっていると分析できる。アメリカ社会の「分断」状況は、「39%組」と、「その他組」に分断されたようだ。一般的には社会は「中庸」の人たち・・中産階級と言い換えられるが・・60%ぐらいを占めているのだが、この二極化は世界中で見られる現象になってきているようである。それは、ドウーナツ型で安定した真ん中が抜け落ちると非常にその社会は流動的で、閉塞感が生じてくる。暴行、盗み、殺人等の犯罪が増えてくる。アメリカでは、抑えられてきた人種間闘争が表面化してきて、根強いアメリカの歴史的暗黒の部分、すなわち、「白人vs 黒人」の対立が噴き出してくる。肌色による隔離行動が、また磁路再発してきた。日本人には住みにくい国になっていくだろう。

勿論、人間には、経験則(empirical rule)と言う人生での学習の過程を踏んできて、その「クラウド」の標本から、ある普遍的な規則性を感じ取り、「勘」や、「本能的に分かる」などと言う言い方で生存の手段を選んで行く。私もよく使う。今でも使う。

 さて、この赤線街・地帯はヨーロッパ諸国にも例外なくあったし、アメリカ大陸にもヨーロッパ人が後生大事に持ち込んだ。先住民の民族には梅毒はなかったがヨーロッパ人が持ち込んだと言われている。古きは男女の欲望の商売と言うより、やはり本当の原因は、貧しさで食べていけないと言う切羽詰まった理由が大きかったようだ。

近代経済の形の社会は、貧困は人間をダメにしてしまうし、社会も崩壊する原因の一つになる。向こうの大学で、取らなくても良かったのだが、大学と言う超優れた情報源の場所にいるのだからと、実に、“pragmatism of religious institute-temple”、すなわち、「宗教学会-お寺さんの実利主義」から抜けきらない「ボク」は、あのカールマルクスの、“The Capital”「資本論」(*)を経済学ではなく、哲学のクラスで取った。まあ、これは他の個所にいずれ譲るとしても、格差が激しく、権力者が弱いものを搾取する構造の社会では、説得力のある理論でありますね。歴史的には日本も危なかった時期があった。

注: (*)Karl Marx〔ドイツの哲学者、政治経済学者、社会学者、歴史家で、共産主義を創始した(1818生~1883没)。歴史を階級闘争ととらえ、資本主義は内部矛盾を起こして崩壊し、階級の存在しない共産主義に代わると唱えた。1848年にエンゲルスと共に「共産党宣言」を著し、1867年から「資本論」を刊行した。〕(英辞郎より抜粋)

さて、道草(round-about)が多くなりましたが、 この、“red-light district/area”は何故そう呼ばれたかの理由は簡単で、それと分かるように夜は売春宿の表に赤い灯、すなわち、“red light”を出して宣伝したからである。昔は、ヨーロッパでは、灯油のランプであった。風のきつい夜などには困っただろう。因みに、この「売春」のビジネスシステムを考え出したのは、19世紀のアメリカ人である。だから、アメリカイズムの一つと考えても良い。ヨーロッパでは、例えば、オランダは、「飾り窓の通り」(De Wallen)と呼ばれていて、その通り全体がimage赤の照明で照らして、両脇に遊郭(prostitute house)が並んでいる。そして、表側の大きな窓際にセクシーな格好をした女がおいでおいでをする。・・らしい。(写真はその通り)。日本の吉原とマーケティング手法は極似している。じゃ、日本のマネキネコはメスですかねと聞いた生徒がいた!Very funny guy!

因みに、日本には「赤線地帯」と言う題名の映画があった。溝口健二監督の作品で世間を大いに騒がしたものだ。1956年のことである。

発音:district[ディストリクト]

例文:J: “What is the red-light district?

A: It’s a part of a town where there are many prostitutes.

J: “What’s the prostitutes?

A: “A person who sells sex for money.

J: “Wow!

A: “Don’t even think about it.

 注:Dont even think about it=考えてみることさえ止めろ

WATCH

Why not?

All of my good friends and even my families in America and some relatives in England read this blog. This means I should sometimes be careful as to what I confess what I did.

Well, out of my curiosity, I and Ralph who were well over the legal age in Illinois tried to make a trip of “social survey” which in doing so, we ignored the potential risk it might entail.

So, by driving a 1963 Chevy with an engine powerful enough to put on war tank, off we went through the dark jungle of corn field toward the west by burning the rusty roads! Young me, go west! Right.

We suddenly came to a bright gigantic traditionally-made house which imageobserved for our research purpose two-storied saloon. All wooden built. The front porch was well lit with red light!

“Taro, this must be it. Ready, buddy?

Ralph said to me.

“Sure and not sure, but let’s Geronimo!

As we parked our war tank in front, a few women were watching us. All were enormously fat and big! Oh, no! I screamed in my mind and looked at Ralph. He looked at me hard and shook his head, very thoughtfully like a philosopher. I understood his sign language and he stepped on it!

Brrrrrnnnn! Bowwwwnnnn! Our tank started flying away from the saloon as quickly as light into the dark sky!

Yeah, this is the end of the story. But, it was a very memorable social research project.

Author of this blog: M. James. Maeda of 「浦嶋ビジネス英会話インターネット道場」http//urashimamaeda.wordpress.com

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